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卒検解説<会計編②>

卒検解説<会計編>

 

 

 

 

1, 28年度第二回(11カリ)

 

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注意!

  1. 問題が多いため、解説はかなり手短です。ご容赦ください。
  2. 会計は専門外です。自分の勉強用に書いているようなものなのであしからず。
  3. 他年度分・他科目は随時製作中です。完成次第リンクを追加します。

問11:資産についての問題 (正解③)

 借入金は「借金いくら返すの」という話であり、払うべき債務であるから「負債」。よって答えは③。

問12:有形固定資産の交換についての問題 (正解③)

検索するといろいろな考え方があるが、財務会計講義では、考え方は①譲渡資産の簿価、②譲渡資産の時価、③受入資産の時価の3通りとした上で、「連続意見書第三」を引き合いに出し、『自己所有の有形資産と交換に有形固定資産を取得した場合には、譲渡資産の適正な簿価をもって取得原価とする』(財務諸表講義第19版、P170)としている。ここでは、「考えられないもの」を選ぶので答えは③。相手の簿記上の価格など、自分の価値尺度と違うのに、自分の簿記に採用してどうするんだという話だと思われる。

問13:発生主義会計についての問題 (正解②)

要は、簿記を支えるフレームの話である。 発生主義会計の基本原則は、

  1. 実現原則:収益の話
  2. 発生原則:費用の話
  3. 対応原則:収益から費用を引いたら利益が出るでしょという話

問題では、どれか一つがわかれば解けるという超お得問題。答えは②。

問14:企業会計原則の一般原則についての問題(正解②)

第一回にも登場した、いつもハブられている重要性の原則が可哀想な問題。一般原則は7つ

  1. 真実性の原則
  2. 正規の簿記の原則
  3. 資本と利益の区別の原則
  4. 明瞭性の原則
  5. 継続性の原則
  6. 保守主義の原則
  7. 単一性の原則

重要性の原則がなぜ一般原則の外にあるのか、その正確な事情はわからないが、「一般原則の7つは厳格なルールであるのに対し、重要性の原則は『実務上めんどいやつは簡単なのでいいよ』というゆるいルール」だからとかそんな感じなんじゃないだろうか。。。

問15:繰延資産についての問題 (正解②)

10億かけて開業したいけど、初年度だけ財務上の見かけが悪くなってしまう。こうなってしまうと、投資家の目線も株価も心配。。といったときに使えるのが「繰延資産」という項目(という認識なんですけど実際どうなんでしょうか)。以下の5項目が該当。

  • 株式交付費
  • 社債発行費等
  • 創立費
  • 開業費
  • 開発費
  • 試験研究費が繰延資産に入りそうな雰囲気があるが、確かに以前は許容されていた。しかし「研究開発費等に係る会計基準」により、支出時に費用処理するべきとされるようになった。試験・研究は、実際に現場に導入し利益を得る前段階である。繰延資産が、実際に利益を得られるかどうか、つまり、利益を具体化できるかどうかということに着目していることを考えれば、開発費と分けて考える必要があるということである。このように、今では許容されていない項目は他にもあり、社債発行差金、建設利息がそれにあたる。したがって答えは②

    問16:企業の安全性についての問題 (正解③)

    財務会計講義にはパッと見参考になる記述がなかったです。安全性の探り方は3通りあり、

    1. 資本構造から探る:自己資本比率
    2. 短期での支払い能力から探る:流動比率当座比率
    3. 長期での支払い能力から探る:固定比率、固定長期適合比率

    とにかく、会社が借金ばっかりしてないかとか、いざというときにお金払えるのかといったこと着目するという、言われてみれば当たり前のはなし。これもどれか一つがわかれば解けるお得問題。答えは③

    問17:無形固定資産についての問題 (答え③)

    無形固定資産は大きく分けて3つに分かれる

    1. 特許権などの法律上の権利
    2. ソフトウェア
    3. のれん(営業権)

    選択肢の①には「立法権」などとぶっ飛んだ選択肢があるが、こんなもの会社ごとに付与したら物騒である。選択肢の②は、開発費が繰延資産に入るため答えにならない。選択肢④の「領有権」は中学で習う「領土・領海・領空」、つまり、国レベルの話である。したがって答えは③。

    問18:試算表についての問題 (答え④)

    第一回に引き続き登場。試算表は転記の手続きが正確に行われたことを確かめるために、元帳のすべての勘定の金額を集めて、間違いがないか検証するものである。最終行にある借方と貸方の合計金額が違っていれば、転記をミスっているし、合計金額が等しければ転記はちゃんと出来ている。ただし見つけられるのは「計算上の間違い」であるため、②は試算表では見抜けない(反対に転記しても合計金額は変わらない)。答えは④

    問19:払出単価の決定方法についての問題 (答え③)

    第一回に引き続き登場。平均と言っているから②か③に絞られるところまではいいのでそこから先の話。総平均法は、1ヶ月または1年度中の棚卸資産の取得原価の合計額をベースに考える。対して移動平均法は、棚卸資産を受け入れる都度、今ある在庫と合わせてベースを考える。前者が一夜漬け派、後者がコツコツ派。よって答えは③

    問20:流動負債の計算問題 (答え④)

    最後も第一回と同じ問題。流動負債は大きな枠組として3つあり、その中に項目がいくつか入ってくる。

    1. 営業上の債務
      1. 買掛金
      2. 支払手形
      3. 電子記録債務
      4. 前受金
    2. 営業債務以外
      1. 短期借入金
      2. 未払金
      3. 未払費用
      4. 前受収益
      5. 預り金
    3. 短期の負債性引当金
      1. 賞与引当金
      2. 修繕引当金
      3. 製品保証引当金、工事保証引当金

    問題文のうち該当するのは、短期借入金、賞与引当金、買掛金、支払い手形なので、すべてを足して240。したがって答えは④。

     

     

     

     

     

     

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